– 2024.2.1 –
今日で能登半島地震の発生から1ヶ月になりますが、こちらのショート映像は先週の1月25日に珠洲市宝立町鵜飼地区で撮影したものです。
鵜飼地区には地震後、3メートル近い津波が襲来したことが気象庁の調査で明らかになっています。
橋に残るキャタピラ痕は災害復旧NGO「DRT JAPAN」の重機によるもので、彼らは複数台のバックホーを操りながら、雪の中で黙々と道を切り開いていました。
この日、この場所で彼ら以外の人影を見かけることはなかったです。
津波で押し流された乗用車が何台も路地に積み重なっている光景を前にして、震災直後の石巻を思い出しました。
と同時に地震から3週間以上経っているにも関わらず、このような発災直後のような光景があることに絶句。
現地では復旧の遅れを指摘する声が出ていますが、そのような指摘も頷けます。