– 2021.5.2 –
本日、徳島県神山町にある『豆ちよ焙煎所』での写真展が無事に終わりました。
今回の写真展は桜が咲く時期に東北の写真を見てもらいたいという私の思いから実現した企画ですが、この提案を快く受け入れてくださり、3月30日から約1ヶ月に渡って写真を展示してくれた千代田夫妻に心から感謝しています。
私自身は会期初日に伺った後、すぐに東北へ出かけてしまったのですが、店主の千代田さんによると「(写真)一枚一枚にストーリーがあるように、見に来られた皆さんそれぞれが思い出の桜、大好きな桜、ボランティアに行かれた話などをぽつりぽつりとお話してくださった」とのこと。
珈琲豆を購入されるついでに私の写真を眺め、10年前に起きた震災をふり返り、東北について考えるきっかけとなったのならば、企画した甲斐があったと素直に喜びたいと思います。
店内に飾った写真パネルは、今年3月に横浜高島屋で催された東北物産展で展示したものです。
担当者の厚意と判断で物産展終了後に写真パネルをいただけることとなり、そのおかげで神山町での写真展が開催できました。
展示枚数が少ない写真展ではありましたが、関係者の方々の善意によって開催できたことに改めて感謝しています。
4月14日には朝日新聞徳島版に神山町での写真展のことが掲載されました。
取材をしてくれたのは徳島総局の斉藤記者。
初日にわざわざ神山町まで足を運んでくださり、記事にしてくれました。
※朝日新聞「東北の10年 桜の記憶訪ね 神山で写真展示」2021年4月14日
そしてNHK徳島放送局の寺井記者と井上カメラマンは開催初日だけでなく、石巻市などでも取材を重ね、夕方のローカル情報番組『とく6徳島』の中で「被災地の桜と人を見つめて」というタイトルの特集を放送してくれました。
朝日新聞やNHKが報じてくれたことで写真展のことを知る人が増え、実際に何人もの方々が神山町に来てくれました。嬉しい限りです。
関係者の皆様、写真を見るために足を運んで下さった皆様、ありがとうございました。